
目次
サマリ
導入の背景
協議会や会員企業等が進める実証実験・エリアイベントの情報を、建物の枠を越えて地区全体へ届け、認知や参加につなげたいというニーズがあった。
導入の効果
公式Instagramに投稿された案内を、所有者の異なる複数のビルに設置されたGRAND端末366台へ一括で配信。追加の設備投資なく、エレベーターという日常動線に、地区の取組に触れる接点が加わった。
ご導入団体
一般社団法人大手町・丸の内・有楽町地区まちづくり協議会(大丸有協議会)
ご導入物件
大丸有エリア(大手町・丸の内・有楽町)
GRAND端末366台
開発した一斉配信機能について
GRAND端末(エレビ・エレシネマ)は、首都圏を中心に全国でおよそ10,000台。エレベーターホールとエレベーター内に設置され、オフィスビルメディアGRANDを放映しています。GRAND端末には設置しているビルの管理者の権限で内容を決定し放映する仕組みがあり、各ビルにて様々なコンテンツが放映されています。
その一方で、エリアマネジメントに取り組む皆さまから、「地区の情報を、複数の建物へ横串で届けたい」というご要望をいただく機会が増えてきました。 個々の企業や建物がエリアマネジメントとして共同で進めている取組を、地区全体の情報として広く知らせ、認知や参加につなげたい——エリアマネジメントの現場には、1棟の枠には収まらないニーズがあります。
このお声に応えて開発したのが、配信の単位をエリアへ広げる一斉配信機能です。対象エリア内の指定の建物に設置されたGRAND端末であれば、建物の所有者が異なっていても、同一のコンテンツを一括で配信できます。 所有者をまたいで、エリア内の複数のビルへ同じ情報を行き渡らせられるようになりました。

地区で働く人や訪れる人にとって、エリアマネジメントの活動がより身近なものになること。それが本機能のめざすところです。所有者の違いを越えて情報を届けられるため、追加の設備投資をすることなく、地区に備わっている端末をそのままエリア全体の情報基盤として使える点も特徴です。
本機能を使った情報発信の流れ
本機能による情報発信は、エリアマネジメント団体を起点に、次の流れで行います。
- エリア内の会員企業・関係者が、実施する実証実験やイベント等の情報を団体へ提供する
- 団体が内容を確認し、公式SNSなど自団体の発信チャネルに掲載する
- 担当者が本機能により、対象エリア内のGRAND端末へ一括で配信する
- エレベーターで情報に触れた方を発信チャネルへ案内し、詳細情報や参加方法を届ける
エレベーターホール・エレベーター内は、その建物で働く人が日常的に通る動線です。また、後述する大丸有協議会での運用のように、すでに運用している発信チャネルの掲載内容を起点にすれば、エリア配信のために新たな原稿や素材を一から用意する必要もありません。
大丸有協議会への提供開始
本機能を最初にご利用いただくのは、一般社団法人大手町・丸の内・有楽町地区まちづくり協議会(以下「大丸有協議会」)です。協議会および会員企業等が手がける実証実験やエリアイベントの案内が、地区内に設置されたエレビ・エレシネマから流れることになります。
当社は大丸有協議会と連携し、大丸有地区で生まれる取組と、そこで働く人・訪れる人とをつなぐ発信を支えてまいります。
大丸有協議会での活用
大丸有地区では、まちの魅力を高め、新たな価値を生み出すための実証実験やエリアイベントが、協議会と会員企業等の手で絶えず行われています。その情報はこれまで、公式Instagram、Facebook、情報誌「On!」といったチャネルから届けられてきました。
ここに加わるのが本機能です。公式Instagram(@omy_council)へ投稿された会員企業等の実証実験・エリアイベントの案内が、地区内のGRAND端末にも流れるようになり、就業者や来街者をはじめ、より多くの方の目に触れます。
公式Instagramでの発信に、オフィスワーカーが日々行き来するエレベーター内という接点が加わる形です。取組に触れる機会そのものが増えることで、地区で進む多様な活動を、より身近に知っていただくきっかけをつくります。
取組の概要
- 発信する情報:大丸有協議会の公式Instagramに投稿された、会員企業等が主催する実証実験・エリアイベント等の案内
- 配信先:大丸有地区のGRAND端末 366台
- 放映内容:Instagram投稿画像1枚と、催事名・場所・期間などの概要
- 情報導線:エレベーター内で情報に触れた方を公式Instagram(@omy_council)へ誘導し、詳細や参加方法を案内
- 放映仕様:1ロールあたり5秒。投稿からおよそ2週間を目安に放映
今後に向けて
まちの魅力は、そこで働く人や訪れる人に知られ、参加されることで育っていきます。エレベーターという日常の動線に地区の情報が流れることで、大丸有地区で生まれる取組が、より多くの方にとって身近なものになっていくことを期待しています。
当社は今後も、大丸有協議会をはじめ、エリアマネジメントに取り組む皆さまの声をうかがいながら、本機能の改善を重ねてまいります。建物の枠を越えて地区の情報を届けたいとお考えの団体・企業の皆さまは、ぜひお気軽にご相談ください。

